夜更けの独り言(リハビリ)

 リハビリとは

 「人間らしい状態にする」ことのようだ。


脳障害で治療を受けて意識は戻ったものの、体は思う様に動かななかった。

病院でのリハビリは一生懸命だった。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、それぞれの訓練を毎日小一時間受けて、少しずつ回復していった。

毎日、必死だったのだろう。疲れを意識したことは無かったような気がする。

(実際には疲れていたのかも知れないが、早く退院することばかり考えて緊張していたのか?)


一通りのことができるようになり、退院。


病院では

「退院後に疲れる人は多いんで、あまり頑張りすぎないように」

と言われていた。

でも、頑張るどころか・・・

 何か少し動くとやけに疲れた気がする。

倦怠感! 疲労感!


今日も何もする気がせず、一日中家に閉じこもっていた。

こんな日ばかりじゃないのだけれど…


明日は少~し頑張ろう!!!





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